自治体をまたいで原付と自賠責保険を譲渡してもらった

スーパーカブ公開日:2021年10月28日

タイトルとURLをコピー

1.概要
2.原付譲渡の方法
2-1.元の持ち主にやってもらうこと
2-2.新たな持ち主がやること
3.自賠責保険譲渡の方法
4.結論

先日、父親名義のスーパーカブを自分名義にしたときの記録。

概要

僕の譲渡について概要を箇条書きにすると

家族からの譲渡
自治体を跨いで譲渡
自賠責保険の期間が残っているのでそれも譲渡

父親名義のスーパーカブを実家の市から僕が住む区へと移し、名義も僕のものにした。同じような状況の人には参考になるかもしれない。ちなみに家族からの譲渡ってのはあんまり関係なさそうで、他人から貰っても同じ手続きが必要なはず。

原付譲渡の方法

元の持ち主にやってもらうこと

まずは元の持ち主（父）に廃車手続きをしてもらう必要があった。ただスーパーカブ自体はすでに僕の手元にあったのでナンバープレートと標識交付証明書を郵送し、それをもって手続きをしてもらった。
仲のいい友人が車屋（バイク屋？）だったので連絡してやり方を聞いてすぐやってくれたようだ。大感謝。
そして廃車手続き後にもらった廃車申告受付書をこちらに郵送してもらった。

ちなみに僕が手続したわけではないが、以下を用意して登録されている自治体の役所に持っていけばいいみたいだ。

ナンバープレート
標識交付証明書
身分証明書
認印

新たな持ち主がやること

父に廃車申告受付書を送ってもらったので、いよいよ僕が手続きをする番だ。
この手続きで一番困ったのが平日しか手続きできないことと、役所まで原付で行けないことだ。当たり前だけど。

必要なものは以下。

廃車申告受付書
譲渡証明書
身分証明書
印鑑

廃車申告受付書と譲渡証明書は同じ紙だったが、自治体によるのかもしれない。上記をもって役所に行くと軽自動車税申告（報告）書兼標識交付申請書ってのを書かされるから、そこに諸々記入して提出すると新しいナンバープレートと標識交付証明書がもらえる。
しかもボルト・ナット・ワッシャーも2セットもらえる。無料なのに気前がいい。ってか外した時のやつ残ってるから要らないけど。

これでついに原付に乗ることができる。ちなみに自賠責保険も父名義だったが、期限が残っていればそのまま使うことができる。
自賠責保険は名義人に紐づいているというより車体に紐づいているので古いナンバープレートからシールを貼りかえれば持ち主が変わっても、ナンバープレートが変わっても、登録されている自治体が変わっても、問題ない。持ち主と保険名義人が同じ方が何かあった際の手続きがスムーズになるらしいが。
ということを東京海上日動に電話したら教えてくれた。ありがとうございます。

今回は自賠責保険も移したいからその方法も調べた。完璧に自分の感を出したいし。
ただめんどくさくてまだやってないから、以下は未来の自分へのメモもかねて書く。

自賠責保険譲渡の方法

原付の自賠責保険の名義を移す場合に必要なものは以下の3点。僕の原付はもともとの保険が東京海上日動だったのでそちらの場合で書くが、保険会社によって違うかもしれないので要確認。

権利譲渡の意思が確認できる書類
自動車損害賠償責任保険承認請求書
ナンバープレートまたは用途・種別、使用の本拠地の確認書類(権利譲渡と同時にナンバープレートまたは用途・種別、使用の本拠地の変更がある場合のみ)

すごく難しそうだけど1つ目と3つ目は先日役所でもらった標識交付証明書でいいので実質2枚。イージー。

2つ目の自動車損害賠償責任保険承認請求書は保険会社のホームページからDLできるからこれまたイージー。ただこちらは前持ち主の署名と押印が必要。また父に送らなきゃだよ。

必要書類を保険会社に郵送すると「(再交付)自動車損害賠償責任保険証明書」が届くから、同封の返信用封筒で「自動車損害賠償責任保険証明書(原本)」(変更前の証明書)を返送すれば手続き完了。シールを再発行した人はこのタイミングで古いシールも同封すればOK。郵送のやり取りしている間も古いシールは有効だから新しいシールと貼り替えるタイミングまで貼りっぱなしで大丈夫。

これで自賠責保険も含めて完璧にあなたのものになりました。お疲れ様でした。

結論

こういうのってホントめんどくさいよね。全部の書類や手続きは必要なものだってわかるんだけどさ、書類名は嫌がらせかってくらい漢字だらけで長いし、役所が開いている時間は基本こっちも仕事だし、たくさん字を手書きで書くし印鑑も必要だし。それでもまぁ今回は頑張ってやったんだから僕は僕を褒めるさ。これを見ながらあなたもできたんなら、あなたのことも褒めるさ。偉いですね。あと任意保険も入れよ。おやすみ。

あ、最初の写真はフリー画像で僕のカブじゃないからね。