かつてバックパッカーのバイブルだった"深夜特急" 僕は旅に出てから読みました

皆さんは沢木耕太郎の“深夜特急”という小説を知っているだろうか。

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僕はすごく思い入れのある本だ。

インドのデリーからイギリスはロンドンまでバスのみで行こうとする沢木耕太郎本人の経験を元にした小説である。

なぜバスだけなのかはうまく説明できないらしい。

と文庫版の一巻に書いてあった。

この作品は当時のバックパッカーのバイブルになっていた。

ちなみにwikiによると最初の刊行は1986年。僕生まれてない。

“ツアーが当たり前、旅行とは大金がかかるもの”という考えを

深夜特急電波少年がなくし、日本の若者を世界へ飛び立たせた。と

何かで読んだことがある。

僕にとっての深夜特急

僕は旅に出てからこの本に出会った。

旅と言っても初めての海外はタイへの8日間の一人旅行であり、

バックパッカーから見たら旅でも何でもない小旅行だ。

タイで二時間も鉄道に揺られたり、帰りの飛行機を待ったり

僕の旅は暇を持て余すことが多い。

そんなわけで旅行には本を持っていく。飛行機の中でも僕寝れないし。

ただ一冊持って行っても向こうに着く頃には全て読み終わっているわけで

新たにタイで本を買うことにした。

幸い日本人旅行者の多いタイなので日本語の本は買える。

なんなら古本屋にもある。

そこで出会ったのが、そう“深夜特急”だ。

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ちなみに初めて買ったのは全6巻中の2巻

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値段は60バーツ

僕が行った時は三倍すれば日本円になったから180円だ。

日本でも100円で買えるのにタイの物価を考えるとずいぶん高いな。

存在は知っていたので、これが噂に名高い…とか思いながらグイグイ読んだ。

日本に帰る前に全部読んでいたし、何なら読み返していた気がする。

感想

時代の違いを感じるところもあるが、それが余計に旅への意欲を掻き立てる。

今の日本では感じられない適当さ・暖かさのようなものを、情景を思い浮かべながら擬似体験することができた。

知らない世界を初めて目にした子どものような気持ちでどこまでも読んでいける。

初めて読んだ時は学生だったが、社会を経験し閉塞感や鬱憤を味わったあとに読むとより魅力を感じることができるだろう。

全てを捨ててこんな世界に飛び出すことができたなら と闇の中の光を見ているような気にすらなる。

結論

この旅行の翌年から、僕は東南アジア・ヨーロッパと旅することになるのだが

その理由にここで出会った深夜特急が全く関わっていないとは言えない。

そのくらい力のある本である。

今また一巻から読み直しているので巻ごとに書評でも書けたらいいなと思っている。

なめた理由だけど。

旅行記はまたいつかブログに書きたい。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

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深夜特急 全6巻セット 文庫本

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